場所

北海道湧別町、佐呂間町、常呂町

2004年6月27日午前5時スタート

この大会に出ると、記録もがた落ちだし、
体にもあまり良くないし、
と、思いながらも、出られずにはいられない。
殆ど病気の大会。今年も、来てしまった。
今回の練習は、1ヶ月前からの間に合わせなので、多少不安は残るが、
50km走が楽にこなせたので、大丈夫じゃないかな・・・・・・

恒例のホタテ焼き、これがないとサロマは始まらない。(?)
今回は、珍しく早めに到着出来たので、
受付は余裕だった。
歓迎パーティは、食べ物を取れる自信がないので、パス。

いつものように早めに休んで、朝2時起床、3時に会場に向かう。
早めに着いたので、トイレは楽に済ませて、さあ5時になったらスタートだ。
でも、なんか、今回は、体がおもい様な気がするが。
夕食のバイキングを食べ過ぎたかな?

今年は、昨年とはうって変わって良い天気だ。
お昼頃、暑くなってくるだろうか?
サロマ湖の海岸沿いの道までは、快調に
飛ばしてきた。

と、思ったら去年より、42.195kmのタイムが、
8分も遅い。
これは、まずいかな。
と思いつつ、無難に、中間地点までたどり着く
のだった。

中間地点からも、気持ちだけは快調。
沿道の人に、手を振ったりして、走る。
これは、今から考えると、甘かったのかも。
なぜか、60kmがなかなか来ないのだった。

この、ライダーの宿ってなんだろう?
なんて余計なことを考えている余裕はない。
70kmあたりで、かなり足に来てしまった。
何とか、ワッカに入ってしまえば、
何とかなる。
と、考えたのが間違えの元。
みんなは、ワッカを地獄のワッカと、と呼ぶけれど、私は、天国に一番近いところだと思います。

なんて、言っている場合では、なかった。
殆ど、競歩状態になって、だましながら、
ゴール・・・・・できない。
ゴールラインに見えない壁がある様な気がして、転倒。
時計を見ると、9時間まで、時間がない。
しかたがないので転がってゴールに入った。
この後、右にあるものにお世話になったのだった。

病院にかつぎ込まれて、点滴を受ける私だった。
しかし、点滴の威力はすごい。
結局、去年のゴール時よりも、ましな状態にまで、回復したのだった。
でも、こんなへまは、もう二度とやらない様にしたい。
来年は、意地をはって、真の完走を実行するのは、やめて、
危なくなったら休むことにしよう。

来年は、20回記念大会だろうか。
また、来てしまうんだろうか。