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北海道長万部町、また、かなり辺境の地へやってきました。
函館から特急で、さらに1時間20分。
ここは、ちょうど北海道の首が曲がっている真ん中あたりです。
ところで、夏の函館本線の特急には、一度乗るだけの価値があります。
素晴らしい緑のトンネルの中を勢い走り抜くことは、爽快そのものです。また、海岸沿いの景色は、昔の漁村の姿を今に伝えているのです。
朝8時に出たのに、長万部温泉ホテルに着くと、もう4時をまわっていました。さあ、温泉に入ろうかなーと、2階のお風呂に行くと、なんと、入り口が男女別で、脱衣所で一緒になっていました。・・・怖かったので、やめにして、一階の大浴場に入ろうとすると、満員でした。
仕方がないので、しばらく様子を見ることにして、また、よせばいいのに、「神との対話」2巻めを、読んでいました。・・・それにしても、変な本です。共産主義は敵だといいながら、マルクスとレーニンが主張していたのと同じ事を、神様が言ったという形で主張しているのです。・・・・・・「だから、それは、みんなが善人でないとうまくいかないの!」と言いたくなった。
そうこうしているうちに、夕食・・・しかし、7千円にしては豪華すぎる・・・毛ガニだけでお腹が一杯になりそうでした。(あまりお腹の調子が良くないというのに)
やはり、北海道まで来てよかった、とつくずく思いました。
その後、2階のお風呂に入りました。みんな怖いとみえて、誰も入ってきませんでした。
次の日の朝も2階で朝風呂に入ってから出かけました。
困ったことに、昨日食べ過ぎたせいか、2日前の腹痛がまた出てきました。しかし、そんな時のために、サポーター腹巻きを用意しているので、何とかなりました。これで押さえているので、お腹が痛くても押さえる必要がなく、そのまま走れる、という短絡的な発想のものですが、なかなか優れものです。
何と、結構速く走れて、6位に入賞してしまいました。
タイムは1時間20分7秒(ハーフ)、まあまあの記録でした。天気が曇りで涼しかったのも、幸いしました。
それに、コースも素晴らしかった!これは、飯山市ロードレースに次いで良いコースです。
走り終わると毛ガニを煮込んだ「てっぽう汁」と、おにぎりが配られました。それにしても、なんて、のどかな昼食だろう!仕事中の慌ただしい昼飯を思い出したくなくなりました。
表彰式で、念願の毛ガニを貰って嬉しかったのですが、まさかあんな大きな箱に一匹しか入っていないとは、思いませんでした。来年は、ちゃんとお土産も買おう!
また、この日は、近くで「毛ガニ祭り」というのも、やっていて、「速く走れない人は、速く食べて毛ガニを貰える」ようでした。
NHKでは、毛ガニの早食いの方だけを、ニュースにしていました。
宿も安いし、コースも走りやすい。
おまけに、毛ガニも貰えるとても良い大会でした。
来年も、絶対に来よう!
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