大江山ニッケル鉱山  京都府与謝郡加悦町 (2006年2月6日撮影)

 道の駅「シルクのまちかや」を南へ過ぎた次の信号交差点近くの国道176号線沿い山手に「中華人病没者供養塔」が建つ。

 「戦後まもなく地元滝区の有志の皆様により供養塔が建てられ慰霊の営みが行われてきました。その後慰霊の祭事は加悦町日中友好協会事業として引継ぎ、さらに現在では京都府日中友好協会事業となっています。
 1994年、国道176号バイパスが開通しその場所では祭事の開催が困難な事態となりましたので京都府日中友好協会として現在の道の駅構内に「日本中国悠久平和友好の碑」が多大な寄付金により建立されました。毎年9月頃に日中悠久平和祈願祭が営まれています。」
(加悦町役場 企画情報観光課 企画係)

道路から数十メートル山に入った場所に建つ中華人病没者供養塔  

中華人病没者供養塔

中国人宿舎跡地を見下ろす「中華人病没者供養塔」

 中国人宿舎跡地を見下ろす形で「中華人病没者供養塔」が建っている。
 戦時中、大江山鉱山に強制連行され亡くなった12名の中国人のために、「あまりにも気の毒ではないか」ということで地元滝区の有志一同が戦後間もなく建てたという。

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